- 麺屋こころ 金澤店
- 山本店主
- 麺屋こころ 金澤店
- 山本店主
Interview No.1
- フランチャイズをしてみようと思ったキッカケ
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実は今、共同で経営させていただいてるんですが、そのもう一人の経営者が麺屋こころの石川社長と繋がりがあったんです。
そこで「麺屋こころのFCやらないか?」と僕にも声をかけていただきました。
その際に僕も『麺屋こころ』を食べに行かせていただいて、これはマジで美味しいと驚きました。
もともと北陸に台湾まぜそばという文化があまりなかったので、これは是非こっちに持っていきたいということで、FCをやらせていただきましたね。
- 決めてから3ヶ月で開業オープン!
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開業オープンまでの流れとして、僕も自分で飲食店を経営していて現場に立つ人間が居なかったので、人材の確保から始めましたね。そして並行して場所探しですね。
いろいろ物件を見て回ったんですが、なかなか良い場所が見つかりませんでした。そんなとき今のこの物件を見つけ、ちょうどこの物件が鮮魚店で厨房も居抜きであり、さらにキャパも大きいのでここでやろうと決めました。
そこから無事に人も見つかって、研修に約1ヶ月ほど長野店の方に行ってもらいましたね。お店をやると決めてから、だいたい3ヶ月くらいでオープンした流れになります。
フランチャイズということでオペレーションもしっかりしているので、未経験の方でも1ヶ月くらいガッツリと研修を受ければ、ある程度形にはなるなと思いますね。
- 初期投資はどのくらいかかった?
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初期投資は少し生々しい話になりますが、運転資金と設備費を考えて全体で2,000万円借り入れしました。
設備にかかったのが約1,200万円くらいです。規模にもよると思いますが、ここはロードサイドでキャパも大きいので、そこでかかったかなと思いますね。
金澤店は席数が60席近くあったので、それなりに初期投資はかかったんですが、20席ぐらいで回せるお店であったら500万~600万円で済むんじゃないかなというイメージです。
- 『麺屋こころ』の良かった点・大変だった点
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『麺屋こころ』の良かったところは、まず金沢に台湾まぜそばがなかったので、そこが一番良かったですね。
金沢の人は、金沢初や北陸初がすごい好きなんです(笑)なので、すさまじいスタートダッシュが切れたっていうのが、すごく良かったかなと思います。
オープンしばらくは開店前から30人くらい並んでいるような状況でした。大変だなと感じるところは、麺の茹で時間が長いという点ですね。
回転率があまり良くないのかなというのと、お客様もラーメンってすぐに出てくるものってイメージが強いので、しびれを切らして帰っちゃうっていうお客様も少しいらっしゃって、そこがちょっと考えないといけないところと思っています。
- オープン景気がすさまじかった!
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オープン当初は一日200人近くは来ていたと思います。
客層はサラリーマンの方であったり、やはり男性のお客様が圧倒的に多いですね。
でも今はインスタの効果か女性のお客様も結構増えていて、かなり幅広い年齢層の方に来ていただいてます。
男女比は体感で7:3、7割が男性の3割が女性という感じだと思います。スタートしてから4ヶ月くらいは好調が続いてたんですが、そのあとコロナの影響でまん延防止等重点措置が取られ、客足もちょっと遠のいてしまった部分もありました。
そこからどうやって盛り返していこうかというところが、今ちょっと悩ましい部分ではありますね。
- 週に2~3回来るリピーターさんも!
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リピーターの方は、やはりすごくいますね。『麺屋こころ』が好きなコアなファンの方がたくさんいらっしゃいますので、そこは経営が安定するポイントですね!
うちのお店はポイントカードを導入していて、ブラック・シルバー・ゴールドと3段階に分かれてるんですが、一番上のゴールドのお客様も結構いらっしゃいますね。
多い方だと週に2~3回来店される方もいますので、やっぱり『麺屋こころ』の台湾まぜそばは、めちゃめちゃ中毒性が高いんだなというふうに思います。
- FCでもオリジナリティが出せる!
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『麺屋こころ』のFCが他ラーメン店のFCと大きく違う点は、お金の面で言うとロイヤリティが安いというところですね。
あとは結構フランチャイズって聞くと、言い方が悪いんですが本部の言いなりというか、全部指示に従わないといけないというイメージがあると思うんです。
もちろん基本的なベースはあるんですが、『麺屋こころ』は結構こちらからの提案も本部の方で聞いてもらえます。
うち独自のオリジナルで出させていただいてる商品も何個かありまして、そこらへんはすごい有り難いなと思いますね。
- 家族で楽しめるのがロードサイドの良さ
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金澤店はロードサイド店なんですが、ロードサイドの良さはやっぱりお子さんが来やすいというところだと思います。
小っちゃい頃から食べていただいて、早いうちからまぜそばに触れていただくっていう。そういうところから知っていただければ、もっとまぜそばの認知度も上がってくるんじゃないかなというふうに考えています。やはり駅前店舗だとサラリーマンとか学生の方がメインになってくると思うので、家族で楽しんでいただけるっていうのがロードサイドの良さだと思います。
まぜそばはまだブルーオーシャンだと僕は思っているので、普通のラーメン業態に比べて差別化がしやすいと思います。
なので麺屋こころのまぜそばを全国にもっと広げていければと思いますので、皆さんぜひ加盟の方よろしくお願いします!
『麺屋こころ 金澤店』の山本店主のインタビュー